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Lisa Fujita

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立体

2022. 5

真鍮、シルバー、木材


Drymaria cordata という植物
インドと日本で仕事をしていた友人への贈りもの。
写真(2023年夏)はフランスブルターニュ。

生命力溢れ 世界中 広がる。


2022. 1

真鍮、木材、シルバー、真鍮釘
台座 24×8 cm

プレートの文字
Are we to look at cherry blossoms only in full bloom, the moon only when it is cloudless ?

徒然草の一節「花は盛りに、月は隈なきをのみ見るものかは」(桜は満開の時を、月は満月だけを見るものだろうか、いやそうではない)
Donald Keene さん訳

小さい頃読み聞かせてもらったミヒャルエンデ作の「モモ」は、光る亀の甲羅とボロを重ね着して歩く背の低い黒髪の女の子のイメージを幼い私の記憶に強く残しました。外出中に本屋で表紙を目にし、懐かしくなってもう一度読み返してみたところ、子供の頃には知り得なかった作品の奥深さ、魅力に感動しました。

作中に登場する幻想的な花は、モモの目の前で生まれ、花ひらき、美しさに見とれているのも束の間、しおれて暗い水の中に消えていきます。花の死を目の当たりにして悲しみ惜しむモモですが、花は次から次えと生まれ、循環し、どの花もこれこそが一番美しいと思えるのでした。

モモに登場する人間の一生の時間を象徴するであろう時の花と、徒然草の美学、物事の美しさは盛りの時だけでなく、初めから終わりまでにそれぞれ存在しているという考えを繋げて、形にしてみました。

2021. 5

真鍮、シルバー
高さ 約18cm

机や部屋の隅で腰掛けている生き物のイメージででき上がったのですが、頭(蕾)の重みでだんだんと腰(幹の部分)が曲がってきて、今は自室の本棚の上で静かに座る(寝てる?)おじいさんの様になっています。
時間の経過による素材の変化が、制作中に意図していない側面を生む面白さに気づかせてくれました。


2021. 5

真鍮、銅、シルバー、木材、
モデリングペースト、
アクリル絵の具
真鍮釘

箱 23×27 cm

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